Webライターにおすすめの資格ってあるの?
持っておくと仕事につながる資格を紹介するよ!
Webライターの資格6選
Webライターは読み手にわかりやすい文章を作成する仕事なので、人に伝えるための文章を書くスキルが必要になります。
しかし、仕事をする場合に特別な資格は必要ありません。
もっとも、資格を取得することによって信頼性が高まりますし、それに加えてWebの知識も備えていると、アピールにもなり、単価の高い仕事につながります。
Webライターとして活躍するためのおすすめの資格を6つ紹介します。
- Webライティング実務士
- SEO
- ビジネス著作権検定
- 日本語検定
- 文章読解・作成能力検定
Webライティング実務士
Webライティング技能検定は、日本クラウドソーシング検定協会が発行する民間資格。
合格することで、Webライティング実務士の資格を得られます。
クラウドソーシングで働くために必要なビジネスマナーや基礎知識、文章作成技術などのWebライティング能力を評価するための検定試験です。
この試験はWEBライティング技能検定講座の修了者を対象に行われるものです。
講座を通してWebライティングに必要な文章の基本的な書き方やクラウドソーシングでの仕事のすすめ方を教わることができますよ。
未経験でスキルに自信がないという人、スキルアップしたいなと思っている人におすすめです。
講座の受講料は月額3,400円ほど。
講座も検定も全て在宅で完了するので、本業がある人、子育て中の人にもおすすめです。
検定試験は、Web上のコンテンツ制作に必要な文章力や表現力、SEO対策の理解、読みやすい文章の作成など、Webライターに求められる基本的なスキルを測ることを目的としています。
主な試験内容は以下の通りですが、詳細な内容は公式サイトで確認することをおすすめします。
- ウェブ文章作成:Web上での文章制作に関する基本的なスキルを問われます。読みやすさ、情報の伝え方、文法・表現などが評価されます。
- SEO対策:検索エンジン最適化(SEO)に関する理解とキーワードの選定・配置などがテストされます。
- コンテンツ制作:コンテンツの企画・構成・執筆の能力が問われます。読者に価値を提供するコンテンツを作成できるかが評価されます。
- 著作権・法務:著作権や法務に関する基本的な知識が問われます。Webコンテンツの適切な利用や法的な問題に対処する能力を測定します。
- プロモーション:Webコンテンツのプロモーションに関する理解と実践的なスキルがテストされます。
Webライティング技能検定は、初心者からプロのライターまで、幅広いレベルの方が受験できます。
合格することにより、WEBライティング実務士の資格を得られ、Webライティングのスキルを証明できるとともに、自己スキルの向上にも繋がります。
詳細な情報や受験条件、受験方法については、公式サイトを参照してください。
SEO検定
一般社団法人全日本SEO協会が運営する検定試験です。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、記事をインターネット検索で上位表示させるためには必要な知識です。
発注者にとって記事を上位表示させることが重要なので、SEOを意識した記事を書けることはWebライターにとって大事なことです。
SEO検定は、1~4級に分かれており、段階的に受けることで基礎から必要な知識をトータルに身につけられますよ。試験は全国11箇所で行われます。
SEO検定の内容
- 1級:ソーシャルSEOとモバイルSEO
- 2級:コンテンツSEOと外部要因最適化
- 3級:キーワードリサーチと内部要因最適化
- 4級:SEOの基礎知識
資格を取得することでWebライターとしての価値を高められますよ。
合格率
2022年
1級:65%
2級:68%
3級:71%
4級:72%
受験料(税抜)
1級:8,000円
2級:6,000円
3級:5,000円
4級:5,000円
運営元が販売する「ダウンロード学習コース」が充実しています。
「ダウンロード学習コース」
- ビデオ講座
- セミナービデオ
- PDFテキスト
- 合格ドリル・過去問(PDF)
テキストは市販されているので、独学でも学習できますよ。
公式テキスト
公式問題集
4級はかなり基本的なところから始まります。そもそもインターネットって?というレベルでないなら3級からの挑戦でいいと思います。
ビジネス著作権検定
ビジネス著作権検定は、サーティファイ著作権検定委員会が運営、知的財産研究教育財団が監修を行う民間の検定試験です。
著作権に特化した検定試験で、著作権に関する正しい基礎知識と応用力を身につけられます。
ビジネス著作権検定
ビジネス実務、日常生活において必要とされる、(1)著作権に関する知識、(2)著作権法および関連する法令に関する知識、(3)インターネットに関連する著作権および情報モラルについての知識
著作権は守るとともに活用する能力が求められています。この資格を持っていることで、Webライターとしての信頼を上げられますよ。
ビジネス著作権検定は、Basic、初級、上級がありますが、Basicは団体受験のみで公開受験できるのは初級、上級です。
ネットで受験できるので育児中、本業が忙しい人もおすすめです。
合格率:62.86%(2022年度平均合格率)
費用初級:5,100円
上級:8,000円
テキストは市販されていますので独学で学ぶことができます。
日本語検定
日本語検定は、日本語の総合的な能力を測る検定試験です。
日本語能力試験とは違い、日本語を使う全ての人が対象で、日本人でも受験できます。
普段から日本語を使っていても敬語の正しい使い方などあやふやな部分ってありますよね。
漢字、表記、語彙力や文法、敬語、言葉の意味などから出題されます。
正しい日本語の知識や文法を学ぶことで、ビジネスの基本といえる文章力の土台を固められます。
試験は1~7級までありますが、下は小学生から受験できるものなので、Webライターの強みに活用するなら、2級以上の取得がおすすめです。
社会人上級レベルである1級を取得すると、実践的な高い日本語力が身につくので、自信につながり大きな強みになります。
難易度
1級:高い
2級:中
合格率(2022年度)
1級:8.6%
2級:15.7%
費用(2023年度)
1級:6,800円
2級:5,800円
市販の公式テキストで学習することができます。
WEBライティング能力検定
WEBライティング能力検定は、一般社団法人日本Webライティング協会が運営する検定試験です。
2012年から行われている試験です。
試験内容はすべて同じで、得点に応じて1~3級、資格なしと判定されます。
Webライティング能力検定
- 国語
- Webライティング
- コピーライティング
- メールライティング
- SEO
- 倫理、法律、炎上対策
- Webライティングに関するミニ論文
資格の有効期限は2年間で、更新する場合は別途費用12,000円が必要です。
Webライティングに必要な知識を網羅して身につけられます。
1級合格者は、仕事の紹介や報酬アップの特典を受けられます。
合格率
1級:20~30%
費用13,500円
(中高生・大学・短大生は学割で50%OFF)
文章読解作成能力検定(文章検)
文章検は、日本漢字能力検定協会が運営している検定試験です。
論理的な文章の基礎力や読解力、作成力を測ります。
文章読解・作成能力検定
- 基礎力
(語彙力・文法) - 読解力
(意味内容・資料分析・文章構成) - 作成力
(構成・表現・総合)
ビジネスで必要な論理的でわかりやすい文章の作成能力を測り、育てることを目的とした検定です。
合格を目的に勉強することで、資料を読み解き、まとめ、伝える力がつきます。
受験や就職にも生かすことができる資格でもあります。
身につくスキル
- 相手に伝わる文章を書く能力
- 文章によるコミュニケーション能力
- ビジネスに役立つ文章力
試験は4つに分かれていますが、2級が社会人として求められる文章作成を行うために必要な総合的な文章読解力及び文章作成力となっています。
社会人レベルである2級の受験がおすすめですが、自信がなければ準2級からでもいいと思います。
合格率
難易度
2級(最高位):中
2級:70%程度の得点率で合格
費用
2級:4,000円
資格を取ってスキルアップ!/
ライターとしての資格は、Webライターとしてのスキルや信頼性を高めるための1つの方法です。
スキルアップのためにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
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