ブログのキーワードってどうやってみつければいいの?
初心者にもできる方法を教えるよ!
キーワード選定とは、どんなキーワードで検索サイトで上位表示を目指していくか、を決めていく作業のこと。
初心者はこれをしっかりやるだけで、SEOの強度が変わってきますよ!
失敗しないキーワード選定の方法と、選定の手順をご紹介します。
キーワード選定の手順は、
- キーワードを洗い出す
- 検索数を調べる
- 取捨選択する
です!
失敗しない「キーワード選定」のポイント3つ
ブログのキーワード選定は、SEO(検索エンジン最適化)と読者のニーズを考慮して行う必要があります。
適切なキーワード選定は、検索エンジンでの上位表示やターゲット読者の興味を引くために重要です。
- 3C(自社、市場・顧客、競合)を理解する
- ビッグキーワードは狙わない
- ユーザーの検索意図を考える
キーワード選定では3Cを理解しよう
マーケティングで3Cという考え方がありますが、キーワード選定の際にも3Cを頭に入れておきましょう。
- 自社(自分)
- 市場・顧客
- 競合
自社(自分)
ブログでは、継続的にオリジナルの記事を作っていくことが大事。
オリジナルの記事を作り続けていけるだけの知識、経験があるかどうかを考えます。
何かしらの専門知識、自分が長く続けている趣味、これから時間をかけて学ぼうと思っていることなどで十分。
継続的に、といってもだいたい30記事くらい書ける内容があれば大丈夫です。
自分が興味があることなら長く続けやすいよ!
ブログのジャンルの決め方はこちらも参考にしてみてください。
市場・顧客
キーワード選定をする際に、そのキーワードを検索するユーザーがいるかどうかを考えることは不可欠です。
どんなに自分が詳しい分野があっても、そのキーワードを検索する人がいなかったらあなたのサイトも見てもらえませんよね?
そのキーワードに顧客がいるかどうかという視点で分析しておきましょう。
競合
どんなに良いキーワードがあったとしても、検索の1ページ目をすべて大企業が独占していたら?
割って入って1位を取るのは難しいかもしれません。
インターネットではあなたのサイトに来てくれたとしてもクリック一つで隣のサイトに逃げていってしまいます。
上位表示させたいキーワードにどんな競合があるのか、事前にリサーチしておきましょう。
- リスティング広告がたくさん表示されている
- 大手企業・有名なサイトがある
- 専門サイトがある
これらのサイトが上位にひしめき合っているような場合は、SEOに力を入れていて後から参入しても上位表示は難しいかもしれません。
ビッグキーワードは狙わない
キーワード選定で失敗しやすいのは、キーワードを1語にしぼってしまうパターン。
とくに、検索数が多く、競合も強い上位表示が難しいビッグキーワードは、いまからSEOをおこなったとしてもなかなかうまくいきません。
ブログが小さいうちはボリュームが大きすぎないキーワード、競合が強くないものを選びましょう。
おすすめなのは、一般的なキーワードよりも、より具体的なロングテールキーワード。
ロングテールキーワードは、複数の単語からなるキーワードフレーズで、月間の検索数数十回のキーワードです。ロングテールキーワードを使用することで、より検索意図が明確になり、ターゲットの読者にアプローチしやすくなりますよ。
ユーザーの意図を理解する
検索エンジンを利用するユーザーの意図を考慮しましょう。
検索するキーワードには、検索意図が含まれています。例えば、「化粧水」とだけ入力するのではなく、
「化粧水 30代 おすすめ」「化粧水 人気 口コミ」といったような検索方法です。
検索意図としては、情報を求めているのか、商品を購入したいのか、解決策を見つけたいのかなどがありますが、
大きく分けて2つに分かれます。
- 調べるワード
- 買うワード
調べるワード
言葉の意味や有名人のことを調べたいときに検索するようなキーワードです。
有名人のニュースやトレンドになった事物など検索数が一気に多くなりますのでアドセンス広告などと親和性があります。
一方で調べたら納得して終わってしまうので、購入にはつながりにくい傾向があります。
買うワード
買いたい、売りたい、修理したいときに検索するようなキーワードです。
買いたい人は、「品名」+「送料無料」、「安い」などと入力して検索します。
検索数は少ないですが、購入につながる可能性が高くなります。
「商品名+口コミ」「商品名+レビュー」も購入可能性が高いワードです。
読者は、商品のことが気になっていて評判を知りたいと思っている状態なんですよね。
ブログで収益化した人の中では常識なのですが、商品のレビュー記事が収益につながることは本当に多いです。
でもレビュー記事をちゃんと書けている人って実はとても少ないです。
レビュー記事をスラスラ書けるようになると、ブログ収益が格段にアップしますよ。
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キーワードを選定する手順
次に、キーワードを選定する手順をご紹介しますね。
まず単語のキーワードを決め、そこからキーワードを大量に洗い出します。
そして記事にできるキーワードを取捨選択しましょう。
ここは単純な作業になります。インターネット上にある無料ツールを上手に活用しましょう。
- サジェストキーワードを大量に洗い出す
- サジェストキーワードの検索ボリュームを全部調べる
- 結果を取捨選択する
1 キーワードを大量に洗い出す
良いキーワードを選定するには、まずキーワードを大量にあらいだしましょう。
自分の勘や直感だけに頼るのではなく、大量に洗い出すには、ツールを活用するのがおすすめです。
インターネット上にある無料のキーワードを使って洗い出します。
ここではラッコキーワードを使います。
無料で使えますし、メールだけ登録すればAIがおすすめキーワードを提案してくれる機能も使えます。
ラッコキーワードに単語のキーワードを入れます。
サジェストキーワードという2語以上のキーワードが大量に出てくるので、それを全部コピーします。
右上に全キーワードコピーという箇所があるのでそこをクリック。
2 サジェストの検索ボリュームを全部調べる
Googleのキーワードプランナーを使って、検索ボリュームを調べます。
キーワードプランナーはGoogleAdwordsの機能のひとつです。
キーワードの月間検索数や競合性を調べたいときに使います。Googleアカウントでログインすれば無料で使えますよ。
キーワードプランナーに先ほどコピーしたサジェストキーワードを全て貼り付け、「開始する」をクリック。
検索ボリュームを右上の「スプレッドシートで開く」をクリックしてスプレッドシートで開きます。
キーワードプランナーは無料で使えるのですが、検索ボリュームが「100~1000」「1000~1万」のようにとてもざっくりとした結果しか出てきません(以前はもっと詳細に出ていたんですが…)。
ですので、有料にはなってしまいますが、ラッコキーワードの有料プランに登録して、詳細な検索ボリュームがわかるようにします。紹介する方法なら、1回調べてしまえばもう使うことはないので、1か月だけの加入で大丈夫です。1か月440円の一番安いプランでOK。
手順1のラッコキーワードで取得した関連キーワードからそのまま検索ボリュームが調べられます。
有料だけど1回しか使わないよ。
3 結果を取捨選択する
スプレッドシートで検索ワードとボリューム以外の列を消しましょう。
残したものを検索ボリューム順に並び替えます。
人気のあるキーワードは競争が激しく、上位表示が難しい場合があります。
適切なバランスを見つけて、検索ボリュームが高く、同時に競争が少ないキーワードを選ぶことが大切です。
テーマが同じものはひとつにまとめます。
競合サイトを調査しよう
実際にGoogleで検索してみて公式サイトや競合サイトが強すぎるものは捨てましょう。
SEOを行う場合、自分のブログやサイトですでに上位表示している「競合サイト」を調べることは大切です。
競合サイトにはどんなサイトがあるのか調べましょう。
SimilarWeb(シミラーウェブ)は、URLを入力するだけでサイトの分析ができるツールです。
月間訪問者数やアクセス時の検索キーワード、「not provided」を含むキーワード分析を行えます。
無料版と有料版があって、無料版では上位5件まですが、有料版では無制限に検索キーワードを表示できます。
競合サイトがどのようなキーワード選定で集客しているのかをつかむために便利なツールです。
SEOチェキ!ではURLを入れたページの重要タグにどんなキーワードが書かれているかをチェックすることができます。
ここをチェックすることでどんなキーワードでSEO対策を行っているのかがわかります。
キーワードを絞り込み、優先順位をつけて書いていく
以上のようなツールを使ってキーワード選定を行うと、数10~数100のキーワードが見つかると思います。
キーワードを絞り込んで、優先順位をつけて書いていこう
最初は100件くらいに絞って対策を行っていきましょう。
キーワードの候補が多すぎると記事の量が多くなってしまいますし、順位をチェックする管理も大変です。
逆にキーワードが少なすぎると難易度の高いキーワードばかりになってしまったり、ロングテールキーワードばかりになってしまいます。
難易度を織り交ぜて100件ほどに絞り込みましょう。
キーワードランクチェッカーを使うと、検索順位を表示してくれます。
数秒で結果を返してくれるのでストレスなく順位を調べることができますよ。
- 小目標 すぐに対策を行い上位表示したいスモールキーワード、ロングテールキーワード
- 中目標
- 大目標 時間をかけてじっくり対策していくキーワード ビッグキーワードだけど将来的に狙っていきたいキーワード
目標を決めたら、どのキーワードをどのタイミングで対策するのかを計画しましょう。
小目標は対策しやすいので、はじめは小目標から対策していきます。
15位~30位などもう少し頑張れば1ページ目に表示されるキーワードも優先的に対策していきます。
できればスケジュール化していつどのキーワードの記事を書くのか、を決めてしまうことをおすすめします。
パソコンの前に座ってから「今日は何を書こうかな…」と考えるのもいいのですが、その日のキーワードを決めるだけで1日が終わっちゃった…などということにもなりかねません。
SEOはすぐに結果がでるとは限りません。コツコツと継続的な取り組みを行っていけるように工夫しましょう。
100記事、というとびっくりしちゃうかもしれませんが、実際はロングテールキーワードから書いていくので、30記事くらいでも上位表示できますし、収益化はできます。
キーワード選定で勝負が決まる
- 3C(自社、市場・顧客、競合)を理解する
- ビッグキーワードは狙わない
- ユーザーの検索意図を考える
最終的に、SEO対策と読者のニーズをバランス良く取り入れることが、効果的なキーワード選定の鍵となります。そして、高品質で役立つコンテンツを提供することで、ブログの人気と信頼性を高めることができます。
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